第14回 学術大会・総会
2024年 第14回 学術大会・総会
参加登録・演題登録:https://forms.gle/tiqiujE7ayTTccdV7
※お支払い確認後、大会前日までにZoom URLと抄録集のパスワードをお送り致します。
開催日時:2024年3月16日(土) 9:00~17:30(予定)
開催場所:北海道大学 医学部百年記念館大会議室
北海道札幌市北区北15条西7丁目
https://www.med.hokudai.ac.jp/access.html
開催方式:現地とwebのハイブリッド
参加費:学生無料、会員4,000円、非会員8,000円
※お支払い方法:クレジットカードまたは銀行振込
講演者(敬称略、順不同):
特別講演:
北澤 茂(大阪大学)
企画シンポジウム:
花島律子(鳥取大学)
宇川義一(福島医科大学)
矢部一郎(北海道大学)
津田佐知子(埼玉大学)
山崎美和子(北海道大学)
大会長:田中真樹(北海道大学)
お問い合わせ先:日本小脳学会 事務局 cerebellum.jp@gmail.com
逐次情報を更新して参ります。
※一般演題に応募される方は、参加登録時に演題名と抄録(400字以内)の入力をお願いします。
お支払い確認後、大会前日までにZoom URLと抄録集のパスワードをお送り致します。
総会資料のパスワードは抄録集と同じになります。総会の資料
抄録集がダウンロードできない、当日Zoomミーティングに参加できない、など際には、学術集会担当事務局 cerebellum.jp[at]gmail.comまでご連絡ください。
学術集会閉会後、下記よりアンケートの回答をお願い申し上げます。
日本小脳学会 会員募集:詳しくは入会案内をご覧ください
日本小脳学会 第14回学術大会・総会のご案内
この度、2024年3月16日(土)に第14回学術集会を北海道大学で開催させていただくことになりました。これまで長年にわたって都内で開催されてきた本会を札幌で開催できますこと、大変光栄に存じます。
本学会では、小脳に関わる研究と医療の発展のために、2つの分科会による研究交流や教育活動、ホームページを通した啓発活動など様々な活動を行っています。その中でも毎年3月の年次大会は、小脳の基礎的、臨床的研究に携わる研究者、医療者が一堂に会し、知識の共有と交流を図る重要な場となっています。
今回は、厚労科研の班会議に合わせて開催されてきた小脳研究会が、正式に日本小脳学会となって3度目の年次大会となります。分子およびシステムレベルの基礎研究をはじめ、脊髄小脳変性症の臨床研究や新たな機能介入法に関した話題など、最新の小脳研究に触れる機会になればと思います。コロナ禍の中で行われた過去2回の集会では様々な制約がありましたが、今回は対面を基本とし、新たな試みとしてポスター発表の機会なども設けることになりました。一方、オンライン配信の利点も活かし、これまで通り遠方からも多くの皆様に参加していただけるよう、昨年に続きハイブリッド開催といたします。
例年ですと、3月中旬の札幌はようやく雪が解けた頃でまだ寒い日が続きます。ぜひ暖かくしてお越しください。北海道の澄んだ空のもと、コロナ禍を乗り越えた最初の年次集会で、多くの皆様とお会いできますことを楽しみにしております。
2023年10月吉日
日本小脳学会 第14回学術大会・総会 大会長
北海道大学 医学研究院 神経生理学教室 教授
北海道大学脳科学研究教育センター センター長(兼任)
田中 真樹
プログラム
Registration & ポスター貼付 8:30 ‒ 8:55
8:55 ‒ 9:00
【開会の挨拶】 田中 真樹 (北海道大学)
9:00 ‒ 10:00 (60分)
【企画シンポジウム 1】
[座長] 小島 奉子 (ワシントン大学)
【招待講演】
津田 佐知子 (埼玉大学) 「プルキンエ細胞集団の時空間ダイナミクスに観る小脳発達そして群れ形成 」
山崎 美和子 (北海道大学) 「マウス小脳登上線維‒プルキンエ細胞投射系における勝者・敗者シナプスの分化とその維持機構」
Break 10:00 ‒ 10:10
10:10 ‒ 11:50 (100分)
【一般講演】
[座長] 石川 欽也 (東京医科歯科大学)、髙橋 祐二 (NCNP)
O1. 小島 奉子 (ワシントン大学) 「前庭障害を代償するサッケードに関与する小脳の活動」
O2. 種田 建太 (鳥取大学)「試行回数の違いがプリズム順応に与える影響:純粋小脳型脊髄小脳変性症と健常人での検討」◆オンライン発表
O3. 白井 慎一 (北海道大学) 「FGF14におけるGAA intermediate repeatを認めSCA27Bに類似した臨床症状を呈した1例」
O4. 鈴木 麻修 (東京医科歯科大学)「SCA15/29と診断した1家系」
O5. 濵 由香 (NCNP)「CACNA1A病的バリアントを有する小脳性運動失調症の13例 ―J-CAT研究より―」◆オンライン発表
O6. 畠野 雄也 (新潟大学)「CACNA1Aの病原性アレルの閾値の同定」◆オンライン発表
O7. 和田 大司 (横浜市立大学)「両アレル性AAGGGおよびACAGGリピート伸長を持つCerebellar ataxia with neuropathy and vestibular areflexia syndrome (CANVAS) 剖検2例におけるRNA fociの形成」
08. 矢口 裕章 (北海道大学)「Sez6l2抗体陽性自己免疫性小脳失調症例のまとめ」
12:00 ‒ 12:50 (50分)
【スポンサードセミナー】(共催:エーザイ株式会社)
[座長] 矢部 一郎 (北海道大学)
大槻 美佳 (北海道大学)「小脳と認知機能障害」
13:00 ‒ 14:00 (60分)
【ポスター発表】
P1. 安達 悠莉安 (NCNP)「多系統萎縮症患者(MSA)におけるNeurofilamentと臨床所見との関連」
P2. 廣川 祥子 (新潟大学)「ゲノム編集法によるDRPLAへの治療適応性と有用性の検討」
P3. 中元 ふみ子 (NCNP)「産学官共同臨床情報利活用創薬プロジェクト(GAPFREE4)による多系統萎縮症の病態解明」
P4. 小田 真司 (NCNP)「FARS-ADLを活用した構造化電話インタビューによる前向き自然歴研究」
P5. 松木 明好 (四條畷学園大学)「非侵襲的脳刺激が脊髄小脳変性症症例の運動失調に及ぼす効果に関する系統的レビューとメタ分析」
P6. 江口 克紀 (北海道大学)「小脳失調患者の歩行動画と深層学習を利用した疾患鑑別および重症度予測に関する研究」
P7. 奥田 悠太 (美原記念病院)「脊髄小脳変性症患者の歩行の力学的安定性に歩行変動性が及ぼす影響」
P8. 田邊 裕斗 (美原記念病院)「脊髄小脳変性症患者の静的立位姿勢における神経筋制御特性の検討」
P9. 清水 崇宏 (鳥取大学)「プリズム順応課題を用いた成人型アレキサンダー病の小脳機能解析」
P10. 本多 武尊 (東京医科歯科大学)「深度センサ(Kinect v2)を用いた脊髄小脳失調症31型患者の動作の定量評価」
P11. 安部 楓 (北海道大学)「小脳歯状核でのエラー確率の符号化と内側前頭葉への投射」
14:00 ‒ 15:30 (90分)
【企画シンポジウム 2】
[座長] 田中 章景 (横浜市立大学)、菊地 豊 (美原記念病院)
【招待講演】
矢部 一郎 (北海道大学)「脊髄小脳変性症の臨床における最近の話題」
宇川 義一 (福島医科大学)「ヒトの小脳刺激はどの経路をみているのか?」
花島 律子 (鳥取大学)「小脳機能障害とプリズム順応障害」
Break 15:30 ‒ 15:45
15:45-16:35 (50分)
【特別講演】
[座長] 田中 真樹 (北海道大学)
【招待講演】
北澤 茂 (大阪大学)「到達運動の誤差を減らす大脳皮質―赤核―小脳ネットワークの誤差信号」
Break 16:35 ‒ 16:45
16:45 ‒ 17:00(15分)
【患者会・患者さんからのメッセージ】
[座長] 水澤 英洋 (NCNP)
17:00 ‒ 17:15(15分)
【総会】
17:15 ‒ 17:20
【閉会の挨拶】
佐々木 秀直 (函館中央病院)